これまで野菜コーディネーターと発酵食スペシャリストの通信講座を受講してきましたが、続けてタカコナカムラ先生監修のホールフード基礎講座をモニター受講させていただくことになりました。
ホールフードは、“食を中心に健康や環境までまるごと考えた 地球にも自分にもやさしい暮らし方”です。
野菜コーディネーターも発酵食もホールフードの一部でした。
私たちの暮らしには快適で便利なものがあふれる一方、便利だけれど実は危険なものもあります。
ホールフード基礎講座では、便利な暮らしとその背景にある問題点の両方を知り、バランスのとれた暮らし方が学べます。
ホールフード基礎講座ではどんなことが学べるの?
タカコナカムラ先生によると、食べ物さえきちんとしていれば健康で豊かに暮らしていけるのではなく、食+暮らし方も大切。人は食だけで生きているのではなく、ライフスタイル全体を考えていかなければ快適に暮らせないのではないか。
たとえば、食のまわりにある、洗剤、食器、パッケージまでも考える、そして、農業や漁業、自然環境をまるごと意味まで考えるのがホールフードです。
ホールの英語のつづりはwhole・・つまり全体です。食べ物まるごと、食全体という意味。
例えば私たちはお米を食べますが、お米を栽培している田んぼがどれほどの自然の恵みを受けているのかを考えたことがあるでしょうか?
田んぼには微生物がいて、小さな生き物がいます。彼らの食物連鎖があり、作物が実って私たちは生かされています。
食べ物は天からふってくるわけではなく、環境からつくられるもの。
食べ物の背景にある環境にも目を向けましょうといういうのがホールフード。その第一歩は毎日の食卓を見直す、食べ物の選び方からはじまります。
料理をつくることは、自給率を上げ、健康と美しさの最短距離とタカコさんはいいます。
ホールフードはいろんな人やモノがつながっていること。作り手と環境がつながっていることを知ること。
料理スキルを習得するものだけでなく、環境をまもっていくことが次世代への財産であることに気づけるのがホールフードの学びです。
ホールフード基礎講座具体的な内容
早速、ホールフード基礎講座の教材が届いたのですが、野菜や発酵食に比べてテキストも少なく、課題も少ないようにかんじました。そして多かったのはレシピ集。
これはうれしいですね。
ホールフード基礎講座ではネットで学べるeラーニングとDVDの2種類があり、どちらかを選びます。以前、少しeラーニングのモニターをさせてもらったことがあるのですが、ネット環境というものは、不安定で、配信動画が途中でとまってしまうことが何度もあり、安定感のあるDVDにしました。
パソコンにはりついてみるより、大きなテレビで見たほうが目も楽ですね。
レシピ集の中にはこんなのがあります。
だしの取り方。実はこのサイトの中で“だし”に関する記事なんですね。しかも無添加のものをみなさんさがしておられるようなのです。
料理って本当、だしが決め手だと思います。だしさえしっかりとれていれば、調味料は少量でもおいしい料理がつくれます。
ホールフードではかつおだし、こんぶだし、いりこだしといった昔ながらの基本だしからマイタケだしや野菜だしのベジブロスまで5種類のだしについて学びます。
野菜コーディネーターのときにじっくり学んだベジブロス。ベジブロスをつかったレシピもついています。
他に学べる調理法としては
50度洗い・・・野菜の鮮度を保って保存する方法
野菜の切り方・・・ファイトケミカルが多い野菜の皮までまるごと食べれる野菜の切り方
野菜の真空漬け・・・重石を使わず、時間をかけづ野菜を浅漬けできる調理法
玄米の炊き方・・・宅力鍋を使った基本の玄米の炊き方
重ね煮・・・素材の味を生かし、調味料を最低限に抑える煮ものの手法
ベジブロス・・・野菜の切れ端や根でつくる野菜だし
ブレイズ・・・少量の油で蒸し焼きする調理法
トスサラダ・・・最もおいしく野菜サラダを食べる基本的な方法
ヘルシーな揚げ方・・・できるだけ少量で油を使い切るコツ
炊飯器でつくる甘酒の素・・・麹からつくる簡単な甘酒の作り方
50度洗いや野菜の切り方、ベジブロスは野菜コーディネーター養成講座で、甘酒の作り方は発酵食スペシャリスト養成講座でもしっかりまなんでいたことで、そのほかのもちょっとずつ各講座で簡単な説明があったのもあります。
しかしすべてを学ぼうと思うとホールフード講座が一番ですね。
さらにホールフードでは1品、1品だけでなく、組み合わせて作れる献立例ものせてくれているので、今晩のおかずになやまなくてもこのままつくれば、栄養満点の食卓に♪
どれも体によさそうです。
ホールフード基礎講座のボリュームは?課題は難しい?
おくられてきた教材の量をみるとすくなく、今回はテキストも1冊なので、楽勝~♪とおもったのですが、ホールフード基礎講座は、DVDまたはインターネット学習(Eラーニング)がメインでテキストが少ないからといって、内容が少ないということはありません。
タカコナカムラ先生自らがこちらに向かって話しかけてくれる講座を受講して勉強します。テキストを読んで自分で勉強するより、大学の講座をうけているような感覚で受けれるので、より頭に入りやすいのかなと思いました。
ホールフード基礎講座の標準受講期間は3か月(無償で6か月まで延長可能)でその間に提出する指導課題は3回。
1回目と2回目はテスト形式、3回目は実践レポートになっています。
どのぐらい難しいのか、その内容はこのあと、実際にやってみてまたこちらのサイトで報告していきたいと思います。
ホールフード基礎講座ではどんな資格がとれるの?
ホールフード基礎講座を受講して、一定の成績をおさめた人にはホールフードジュニアマスターの資格を取得することができます。
ホールフードジュニアマスターは認定日より1年間、年会費無料でホールフード協会の会員として登録されます。
その後は年会費が3400円。協会員になると
- メルマガや教会誌でホールフードの最新情報が学べる
- ホールフードスクールで会員限定のセミナーイベントに参加できる(有料)
- ホールフードジュニアマスターとして活動するさいのバックアップがうけられる
というメリットがあります。
ホールフードの資格は民間資格であるものの、資格をもっているとタカコナカムラ先生が開催しているホールフードスクールの料理教室や酒蔵見学ツアーのイベントなどに参加できるのは非常にいいなと思います。
年会費は毎年更新しなくても、こうしたものに参加したいと思った年だけ更新するのもアリだということなので、非常に良心的な資格ですね。
ホールフード協会がどんな活動をしているのかを知りたい人はフェイスブックをフォローするとよくわかりますよ。私もきになりフォローしているのですが、タカコナカムラ先生自らが教えてくれる手作り味噌教室やベジブロスを使った料理教室があり、いってみたいと思っています。
ホールフード基礎講座はがくぶんの通信講座です。さらに詳しく知りたい方はこちらから資料請求してくださいね。
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