安全な食材や生活雑貨を扱う生協、生活クラブの、メリットを紹介したいと思います。
生活クラブのメリット1:安全性が信頼できる
そもそもどうやってその安全基準が守られているかというのがわかるのでしょうか?
一般的に、安全性については、その会社のサイトや商品に入っている紙に農薬がどのぐらい使われて、鶏に食べさせている飼料にまでこだわっている・・・そう書いてあったらそうなんだろうな・・と信頼するしかないのですよね。
生活クラブは“生協”の1つのです。
生活クラブは消費者でもある組合員がこういうものが欲しいと希望したものを、生産者と一緒に作っているのが特徴です。
その安全性は組合員である消費者が直接確認しています。
毎週届くカタログの中に、チラシが入っていて、産地交流、工場見学へ参加しませんか? という案内があります。
参加すると、米や野菜をつくっている生産者さんのところへ行って、実際に作っているところをみたることができます。また、豆腐工場、お肉工場、畜産農家にも見学に行けますよ。
その際、包み隠さずすべて見せてくれるのは本当に安心。
私自身も行ったことがありますが、肉をミンチにする過程なども見せてもらいました。
市販品のミンチはかさましするために、いらない部位(リンパなど)などをいれたり、一度冷凍したものをミンチにし、また冷凍、さらにミンチに・・など繰り返しているところもあるそうです。
消費者からカタログで注文を受けた分だけの肉を仕入れ、さばいているので、古い在庫ももたないし、届いてすぐの生肉をそのままミンチし、すぐにパック詰めされているのを自分の目でみることができ、その新鮮さを実感しました。
そうした工程も別会社に委託せず、自社工場というとこも安心でした。
一般の組合員でも見学ができるのですが、それとは別に、自主監査というものがあります。普通の工場でも、外部監査はありますよね。
食べる当事者である組合員自身の代表の人が生産者のところへいって、原料の産地や添加物、原料の農薬のこと、製造工程の衛生管理、環境への取り組みについて、など消費者目線でチェックします。
自分で工場見学に行くことはできなくても、消費者の代表がきちんとチェックしてくれるのが、自主監査のシステム。作る人と食べる人がお互いを理解し、信頼してつながっています。
また、加工品などは、パッケージの裏に使われた材料が細かく記載されています。
市販品では、おせんべいに塗った醤油の保存料などは記載する必要がありません。
生活クラブでは、そんな細かいところまで安全性にこだわり、徹底した添加物排除をしているほか、5%以下だと記載する必要のない原材料まで書いてあります。
企業に電話をして原材料について問い合わせると“企業秘密”といわれたり、あいまいな答えしかくれなかったりしますが、生活クラブはすべて答えてくれます。
全て気になるという人には安心です。
生活クラブのメリット2:肉や魚を生でお届け

これも他社の食材宅配では見たことがないのですが、お肉や魚が冷凍ではなく生で届きます。※エリアごとに違います
たいがい、冷凍だと思うのですが、お肉は特殊な包装をすることで、生で届いて一週間(賞味期限は一応それより短めになってるけど)食べられるようになっていますので、いつも新鮮なお肉を解凍の手間もなく食べることができます。
しかもおいしい。
魚もとれたての魚を氷詰めで配送してくれる鮮魚パックがあります。
鮮魚パックの魚は刺身で食べても本当においしい。冷凍のものもあります。
生活クラブのメリット3:オリジナル商品

生協といってもさまざまで、スーパーと同じものを扱う生協もあります。
生活クラブ生協は、とことん安全にこだわった製品だけを扱うので、スーパーで売っている商品などはほとんどありません。
ほとんどの商品が生活クラブでつくられたオリジナル。
マヨネーズやケチャップ、小麦粉、加工品ほか石鹸等の生活雑貨に至るまでオリジナル商品があります。
口コミや評判で目立つのは、このオリジナル商品がおいしいということ。
他社にも卸しているという生産者もいますが、生活クラブのものに関しては独自の安全基準のものをオリジナルに作ってくれて、生活クラブでしか手に入らないというものがたくさんあります。
例えば・・・
- 鶏肉“はりま”は3代前から日本で育った国産種肉用鶏種で宮内庁の御用肉にもふるまわれるおいしい鶏肉 → 生活クラブのお肉がおいしいわけ
- 自社工場を持っているこだわりの牛乳 → 生活クラブのパスチャライズド牛乳
生活クラブのメリット4:食の安全に対する知識も増える
カタログを配布してもらうときに、セミナーのチラシが入っています。
生産者が、どんな気持ちでその食材を作っているのか、市販品との違いは? 食の安全にはどんな問題があるのか?・・などのセミナーが月1以上にあちこちで開催されています。
ほとんどが無料。
自分で本で勉強するより、教えてもらう方がよりわかりやすく頭に入ります。
生活クラブのメリット5:料理教室開催等で食材の使い方をサポート
生活クラブでは、野菜はボックスで、魚は鮮魚ボックスで旬のものをお届け。
実際にどう活用していいのかわからない人のために、地域ごとに料理教室や食材活用教室が開催されています。
こちらもほとんどが無料。
私も魚のさばき方教室に参加しました。
アジのカルパッチョを作ったり、サバを自分でさばけるようになりました。それまで、youtubeなどを見てもうまく捌けなかったのですが、その教室で、もっといい包丁を使うようにアドバイスしてもらいました。
その後、包丁とぎ教室までサポートがありました。

私が自宅でみそを作れるようになったのも、生活クラブのみそづくり教室に行ったことがきっかけです。→ みそづくり
家の近くの公民館などで開催してもらえるので、気軽に参加でき、料理の腕もあがります。
今や、ネットで調べればなんでもわかる時代ですが、包丁がむいてない・・というようなことはネットではわからなかったこと。
教室は、多世代交流の場でもあり、楽しいですよ。
生活クラブのメリット6:安全な食材が安い
サイトには、減農薬野菜と書いてありますが、そういう風には、表示できないだけで、ほとんどが無農薬野菜です。
季節によって、レンコンだけ、ゴボウだけなど1品ずつ購入できるものも少しはありますが、基本は野菜ボックスでしか購入できません。家族の人数によってボックスサイズがあります。
グループで購入しているところは、野菜を分け合って購入します。野菜ボックスは、登録制です。
あらかじめこれだけ買ってもらえるということで、生産者がまとめて作っているため、無駄がなく、無農薬の野菜でも安く購入することができます。
野菜ボックスを販売している会社のほとんどが、1箱いくらになっています。
その値段になるように、見繕ってくれるのですが、それってどんぶり勘定になることはないの? って思います。
生活クラブでは、ボックスといえども、1品ごとに値段が記載されていて、分け合う場合でも分けやすいです。
一品ごとの値段は年間で生産者と決めているので、とれないからといって、値上がりすることもなく、たとえば、今年ほうれんそうは1束157円。
最近の野菜の値上げ市場を考えたら、むしろ安いぐらい。
ちなみにお米は市販品より安全なのに安いです。お米も野菜と同じく登録制で、月に1度届くシステムです。
ほぼ無農薬のお米が2000円ちょっとなので、他のお米を食べようと思わない価格。
共同購入なので、無農薬野菜・米もかなり安く買えるのです。
スーパーに並んでいる商品と比べるとお値段は高め。ただし、それは、安全性がちがうパスチャライズド牛乳だからなんですね。

同じパスチャライズド牛乳(パスチャライズド牛乳とは?)で比較すると
- 大地を守る会:1000ml 394円
- オイシックス:1000ml 380円
- 生活クラブ:900ml 239円
サイズが違うので、100mlで比較すると39円、38円、23円となり、生活クラブの牛乳が圧倒的に安いことがわかります。
卵も豆腐も野菜もお肉も安いので、全体で計算するとかなりお安くなります。
全て生活クラブにすると値段は高くなるかもしれないですが、ベースを生活クラブにすると安全性を手にいれながら、比較的値段はおさえて生活ができると思います。
詳しくはこちら⇒安全な食材宅配 どこが安いのか?値段比較
エリアによって内容は違うので、お住まいの地域では必ずしもお肉が冷蔵で届かなかったり、完全無農薬ではなかったりと上記の内容とは異なる可能性もあります。
興味のある方はご住まいエリアの資料請求をしてみてください。
エリアによっても違いますが、牛乳や豚ミンチなど無料サンプルがもらえると思います。資料請求はこちらから → 安心な野菜お肉・生活クラブ宅配