ニンベンの本枯鰹節“薫る味だし”というだしパックを使ってみました。

にんべんというとスーパーなどでも売ってるおなじみのお店ですが、こだわりの素材を使ってつくられただしパックは、調味料が入っているから味がきまり、いつもの料理がおいしくなる主婦の味方でした。
風味を保持するパック製法

だしパックもいろんな会社からでていて、無添加で、だしをとった出し殻はふりかけなどに再利用できるなんてところはもはや共通点となっていますが、にんべんの“薫る味だし”の大きな特徴は、パック製法でした。
今回、1000円のお試しパックをかってみましたが、中には13袋もはいっており、それぞれの不活性ガスを充てんした個包装になっています。
酸化を抑え、使う瞬間まで香りや味の品質を保っています。
他社のだしパックだと外袋のチャックをしっかりしめないと味がおちたり、酸化してしまったり、虫がついていしまったりするかと思いますが、無添加の保存対策として、これは万全ですね。
パックをあけたとたん、だしのいい香りがしました。
こだわりの素材

中に入っている素材は余分なものをいっさいつかわず、素材を選りすぐり、配合にこだわって調味を極めた逸品だということです。
薫る味だしは“かつお”と“かつおと昆布”の2種類がありますが、今回私が購入したのは、“かつおと昆布”の方。中に入っているのは
かつおぶし、砂糖、しょうゆ、食塩、昆布
ととてもシンプル。
かつおぶしには、国産本枯鰹節、醤油は特選下総醤油、塩はクリスマス島の塩、昆布は北海道産の真昆布ととてもこだわりがあり、しかも内容はとてもシンプル。
調味料が入ってないと自分で味を調節できていいですが、入っていると、味が決まるので、和食が苦手だわ~という方にはおすすめ。
さすがにんべん レシピがよかった

さっそくだしパックでだしをとってみました。基本だしはお湯400mlに1パックを入れ中火で3分煮出すだけ。水からってところが多い中、こちらはお湯からですね。
できただしは、透明なので、お吸い物にも使えます。
一緒に料理集としてレシピがはいっていたのでつくってみました。

サトイモのそぼろあんかけは、最初にサトイモをだしパックをいれたお湯の中で煮て、その後、その出し殻をだし、味付けした中にその出し殻をいれて、ひき肉を煮込むという料理用。
中の出し殻も全部料理として食べてしまいます。
ひき肉に入ってたとは気づかない、けどこれだしきいてる~という本当においしいレシピでした。

こちらは、大根と厚揚げの煮物。
大根と厚揚げをだしパックでとっただしで煮たもの。調味料で味付けしますが、いいだしで炊いているので、おばあちゃんがつくったみたいにおいしい。

蒸しなすのしょうが浸し。だし汁は冷やしてもおいしい。

いきなり袋をやぶって炊き込みごはんにいれて炊きました。
調味料だけいれて炊く炊き込みごはんより、コクがあり、香りだかいものができます。
だしをつかってみた感想は、やっぱりにんべんさん。料亭の味というより家庭の料理がよりおいしくなるだしだなと思いました。
調味料も多少入っていて、茅乃舎だしと近いけれど、茅乃舎より調味料が少なく、塩分控えめな気がしました。
“かつおと昆布”にはかつおぶしと昆布以外は調味料しか入っていないのに、なんともいえず、本当にまろやかというかどんな料理にも調和するような万能なだしの味。
ただし、調味料が入っているので、味噌汁に使うと塩分とりすぎかな~とも思います。おかずやお吸い物に使うのに便利なダシパック。
じぶんでだしをとるのはちょっとめんどうだけれど、だしパックってあると便利なんですよね。
いつもの料理を無添加においしくするにはにんべんの薫る味だしです。
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