またまた無添加だしを紹介します。今回紹介するのは、十二種類の原料がはいっただしパック“十二単”。

これまで紹介しただしと違うのは、中に入っている原料がいろいろあり、それぞれがそれぞれをひきたてて全体的にまろやかな味になるので、“かつおがきいてるな”とか“といっただしの個性がないってこと。
個性がないというとあんまりな気がしますが、
だしにはいろいろで、こぶだしが好きな人、かつお節が好きな人、いわしのだしが好きな人さまざまだと思いますが、これは万人受けしそうなよくまとまった味のだしで、ふだんの料理に使いやすいおだしです。
十二単の中にはいっている原料

十二単の中に入っている原料はこちら
いわしふし・・うまみとコク
いわし煮干し(まいわし)・・あっさり風味、うまみ
いわし煮干し(かたくちいわし)・・・濃いコク
とびうお煮干し・・すっきりした甘み、独自のうまみ
かつおふし・・・香ばしい風味・うまみ・イノシン酸
うるめふし・・・こうばしさ・うまみ
そうだかつおふし・・・濃厚味、だしに色をつける
こんぶ・・・上品な甘みと澄んだだし グルタミン酸
しいたけ・・・グアニン酸
干しエビ・・香りと風味、うまみ
むるあじふし・・まろやかな甘み
まぐろふし・・タンパクで柔らかい味
特に、しいたけと昆布とかつおでグアニン酸、グルタミン酸、イノシン酸が合わさることで特別なうまみをだしています。

だしパックタイプですが、中をあけてみるとチップ上になっており、うまみがでやすくなっています。
いろんなお店に提供している会社がつくっているからおいしい
十二単を作っているマエカワテイストさんは、創業60年。全国の和食、レストランに業務用の無添加だしを供給している会社です。
各お店の希望にあわせただしを何種類もつくっているので、だしの原料を知り尽くしています。
だしっていうのは、料理の決め手となるので、この味が好き♪ってこともあると思うのですが、さかな、さかなした味のだしって結構多いと思います。
実際、私が使っている生活クラブのだしもさばとかつおで作られているので、おいしいけど、魚介のだしがモロにでているのがきらいな人にはこのみじゃないかもしれない。
でもこれは、日本全国のうまみが凝縮されて、全国に受け入れられるような味に・・をコンセプトにつくられているので、比較的万人受けしそう。
かつお!とかこんぶ!とかはよくわからないけど、角がとれたようなまろやかな味で、よくまとまっています。
十二単の使い方

十二単は20パック入りです。

こんなだしパックがはいっています

400~500mlの水にいれて沸騰後約5分。上の写真が5分後の写真です。透明!生活クラブのおだしがかなりにごるのに対して、だしを取ったお汁がとってもきれいです。

パックに入っているから、野菜をたくときにそのままいれても・・ちょっと横着な使い方ですが、とっても楽でした。
こんな料理をつくってみました

十二単をつかって味噌汁をつくってみたら、まろやか~料亭の味。400~500mlというと二人分ぐらいですが、ちょっと早めから水につけておけば、水を倍量にして1パックでもいけました。
コツは袋には、沸騰させて・・とかいてあるけれど、80度ぐらいでくつくつ煮るほうがよくでるようです。
より濃い味にしようとおもったら、朝から水につけていてもいいそう。

お味噌汁のだしをとった後のだしがらにマヨネーズであえて、キュウリのディップにしました。だしがらにもうまみがのこってて、おいしい~。

だし汁におしょうゆ、お酒、みりんを加えて、半熟煮卵をつくってみました。お弁当にもっていってもしっかり味がしました。

ごぼうと人参、ねりものとともに、だしパックの中身を半量入れて、醤油とみりんで味付けをして炊き込みごはんにしてみました。
おだしが全体を調和してとってもおいしい炊き込みごはんができた~。
十二単だしまとめ
おだしをつかってみましたが、非常にまろやかで優しい味で、みんなにおいしい味というのに納得でした。
化学調味料、たんぱく加水分解物、酵母エキス、一切無添加で安心。まさにおいしくて安全なおだしでした。
無添加だしとして、コスパが高いのは、生活クラブのこちら⇒こさずに簡単 無添加でおいしいだしのとり方ですが、魚介の強すぎる風味が嫌いっていう人にはこちらの十二単だしをおすすめします。
購入はこちらから