玄米ってちょっと炊くのが面倒。玄米はパサパサしていて白米のほうがおいしい!と思っている人にぜひともおすすめしたい、“寝かせ玄米”を紹介します。

玄米はなぜからだにいいの?
玄米とは、お米を精米する前の胚芽がついたもの。
なので、基本、白米と玄米は同じでカロリーも同じです。ですが、玄米を削った皮や胚芽、ぬかの中にビタミン、ミネラル。植物繊維が豊富に含まれています。
その量、白米の2~12倍もあり、玄米を食べていればそれだけで必要な栄養素がとれてしまうようなパーフェクトフードです。
私たちは栄養を精米で落として食べているようなものなんですね。
玄米のデメリット
では、なぜみんな玄米をたべないのか?それは私もなのですが、炊くのに手間がかかるわりにあまりおいしくないですよね。
胚芽がついたお米なので、炊飯器でたくと2時間ほどかかります。
味はというと、お米の殻(胚芽)の舌触りもあり全体的にぱさっとしている。特に白米に慣れているこどもはいやがります。
体にはいいのにな~と思いますが、続けられないのが現状でした。
寝かせ玄米とは?

寝かせ玄米は、もうすでに圧力鍋で炊いてある玄米を3~4日熟成させて、1食分ずつレトルトパックになっています。
電子レンジまたは湯せんであたためるだけですぐたべることができ、しかもおいしい。
普通の玄米よりもちもちしっとりしています。まるで赤飯のよう。
理由は3~4日熟成させているからです。
寝かせ玄米たべてみました
寝かせ玄米を実際に食べてみました。

パッケージにここまで開けるという点線がついていますので、そこまで開けます。
そしてこのまま電子レンジへ。電子レンジ600wで1分30秒。または500wで2分加熱します。

するとあっというまにほかほかの玄米ができました。
中にみえる黒の点々とはいっているものは小豆です。なので、玄米もそのままたいたものより色がついてより赤飯に近い感じに仕上がっています。
玄米って家でたいてもその後、保温状態で何日かおいておくと栄養価も高まっておいしくなるといいますが、炊くのも2時間、その後何日も保温状態なんてそれ専用の炊飯器がないとなかなかできません。
3~4日寝かせてあるので、甘みもありもちもちしていてとっても香ばしい香りがします。
中華ちまきのような香ばしさともちもち感、赤飯のような甘みがあり、舌触りがきになる胚芽もやわらかくなっていてそんなに気になりません。
玄米のプチプチ感が好きな人には物足りないだろうけど、もち米が好きな人は大好きだろうな~。

パックからお茶碗にだしてみたら、ちょうど一膳分でした。
ただし、白米より腹持ちがよく、お昼ご飯にたべると夕食までおやついらずです←普通かな?

お箸でつまむと他の玄米ももちのようにくっついてきますが、そのぐらいもちもちしていておいしい。

味噌汁と昨日の残りおかずでおひるごはん。
昼これだけ栄養バランスよく食べれたら安心ですね。
私の姉は長年乳がんを患って玄米食をたべていましたが、これ、そういう方にもいいですね。
免疫を高める食生活に玄米はかかせませんが、炊くのも大変。中に入っているのは、玄米、小豆、塩、すべて国産で化学調味料、着色料、保存料などすべて無添加です。
手軽においしく玄米をたべてみたい人はぜひ食べてみてくださいね