日本雑穀アワード金賞受賞のおいしい雑穀米を食べてみました。
中に入っている雑穀は契約農家が太陽の光と大地の恵みをしっかりと吸収させてつくった国内産の雑穀で、全部で16種類。雑穀ブレンダーが絶妙の配合でブレンドした十六雑穀米です。
こだわり商品研究所で買ったのですが、つくっているのはベストアメニティさんというところ。雑穀米を日本に広めたといってもいい会社です。
中に入っているのは、
もち黒米、もち玄米、もちあわ、小豆、黒豆、大豆、とうもろこし、ひえ、発芽青玄米、はだか麦、発芽押麦、黒千石、もちきび、もち麦、ハト麦、もち赤米
で中にはクセのある雑穀もありますが、雑穀ブレンダーの絶妙の配合で食べやすくなっています。
雑穀米は粒が白いお米に比べて胚芽が多く、食物繊維、鉄分、ミネラル、カルシウム、他、ポ抗酸化作用により生活習慣病などを抑えるポリフェノール豊富です。
雑穀米は白い米より栄養価が高いの?
白米一粒とそれぞれの穀物をくらべると食物繊維やビタミン、ミネラルなどが豊富で特に大麦、押麦、はだか麦は白米よりカロリーが低く、押麦は同量の白米に比べると19倍の植物繊維が含まれています。
また、大麦は水溶性の食物繊維が含まれていて、腸にやさしく特に便秘の人にはおすすめ。アワには鉄分、ヒエにはアミノ酸、見た目が赤くなる黒米と赤米には抗酸化作用のあるポリフェノールがふくまれます。
ハト麦は、漢方ではヨクイニンともいわれますが、たんぱく質の含有率が高く、美肌にもいいといわれています。
しかし、雑穀米を白米に炊いて食べる場合、ごはん2合に対して大匙1ほどしかいれないのが普通のため、お茶碗一杯程度で比べると実は、そんなに栄養価が高いというほどでははありません。
ただ、雑穀米には豊富な栄養がふくまれていることは間違いなく、一度にがっつり食べるというよりも主食に雑穀米をたべる、毎日たべるということで、サプリなどに頼らず、バランス良い食事が保たれます。
雑穀米の食べ方・調理方法
雑穀米をごはんにまぜて炊く方法を紹介します。
白米にまぜて炊くには、普通に白米を研いで水加減をし、そのあとごはん1合に対して大さじ1ほどの十六雑穀米をいれて炊くとピンク色のごはんが炊きあがります。
雑穀米はもちもちっとしているうえ、プチプチとした歯ごたえもありおいしいです。
食物繊維が豊富なので、デトックス効果やダイエット効果があり、白米よりはかみごたえもあるので、同じ量をたべても満腹感が違います。
国内産十六雑穀米のパッケージの後ろにもおいしいお召し上がり方として炊飯器で炊く方法が書かれています。白米1合に対して小さじ1と書いていますが、私の感覚ではそれではちょっとすくないし、ごはんがピンク色になりません。大さじ1ぐらいいれてちょうどだと思います。
最近では、カフェ風ごはんには雑穀米が使われることも多く見ためにもからだによさそうですよね。
雑穀米のその他の食べ方
雑穀米を白米と一緒に炊いて食べるだけでは、飽きてしまいます。毎日おいしく食べる食べ方を紹介します。
まとめてゆでて冷凍保存がべんり
雑穀米を毎日食べるにあたって、便利なのがまとめてゆでておき、冷凍庫に保存しておくこと。使うたびにゆでるのは少々めんどうですが、あらかじめゆでておくと使いたいときにさっと使えます。
ゆで方ですが、120gの雑穀米を120ccのお水に10分ほどつけておき、その後10分ほどゆでるだけ。さましたあと30gずつラップに小分けして、ジップロックの袋にいれて冷凍保存しておきます。冷蔵なら2日ぐらい冷凍なら1か月位大丈夫です。
さらにこだわる人には、ゆでるときにオリーブオイルやゴマ油を加えると風味がよくなります。
30gずつが使いやすいです。
雑穀パン
雑穀米を使って雑穀カンパーニュをつくってみました。強力粉300gに対して60g(ゆでる前)の雑穀米が入っています。
300gの生地をこねたあと、ゆでて水をきり、さました雑穀米を入れて焼くだけです。
プチプチとした触感とややもちっとした歯ごたえのパンになります。
雑穀米のおはぎ
私はよく黒米をいれて炊いたモチ米でおはぎを作りますが、十六雑穀米でつくってもおいしい。モチ米または白米1合にたいして十六雑穀米を大さじ1をいれ、炊きあがったごはんをすりこぎでついて、もちっとさせたものであんこをつつみます。
最近、おやつも買うと高いけど、簡単で安くておいしいおやつとしておすすめです。
おかずのかさましに使う
コロッケやハンバーグなどのかさましにもつかえます。お肉ばっかりよりもヘルシーに。
ゆでた雑穀米30gを豚ミンチ250g、塩麹、たまねぎ、レンコンとあわせてロールキャベツにしてみました。雑穀米をいれるとつなぎにもなり、まとまりやすくなります。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、この中にプチプチ触感の雑穀米がはいっています。
キヌアのようにサラダに和える
最近、食物繊維が豊富な南米のキヌアが人気ですが、十六雑穀米は、キヌアのような触感でたべることができます。
サラダに和えたり、スープに加えて食べると触感がかわり、しかもキヌアのように食物繊維やポリフェノールも含まれ、しかも国内産で安心。
米にまぜてたべるより、雑穀米だけで食べるとよりぷちぷちとしておいしいです。
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