これまでもこのブログで無添加のだしをいろいろ紹介してきましたが、どれもだしパックやけずり節など水にいれてだしをとらなければいけないものでした。

今回紹介する四季彩々の“和風だし”は、顆粒タイプで、だしをとる必要がありません。
煮物などに使うときには顆粒の方が使いやすいですね。
四季彩々の和風だしは顆粒だから使いやすい

だしは料理の基本。これさえ決まれば料理はおいしくなりますよね。毎日使うものだから本物で使いやすいものがいいと思うのですが、無添加にこだわるとだしパックになっているものが多いです。
だしパックは、味噌汁をつくるときにはいいのですが、たとえば、出し巻たまごをつくる・・なんてとき、だし汁を入れるのはほんのちょっと。そんな時には顆粒の方が便利です。
和風だしのこだわり原料
“和風だし”は化学調味料無添加で中にはいっている、かつお節、昆布、塩にいたるまでこだわっています。
特に、風味が強いのがかつお。
かつおは荒本節を使い、焼津港に揚がる鰹の中の脂の少ないものを使用しています。脂が多いとすぐに酸化し、味にエグミがでるんだって。なるほど、これでつくっただし汁を飲んでみると、香りはとっても魚だけど、生臭さがありません。
このあっさりしたかつおからできたカツオ粉末を31%配合しています。31%というのが多いのか少ないのかわかりませんが、市販の顆粒だしが5~10%だときくと3~6倍も多いのだとびっくりします。
魚の風味が強いと感じたのは、感じただけではなかったんですね。
他に昆布は北海道羅臼産、塩は海水より作られた天日塩、砂糖はてんさい糖が使われています。
和風だしを使った料理は簡単でおいしい

まずは味噌汁をつくってみました。顆粒だしは小分けにされていて、1袋で味噌汁4~5人分です。鍋にいれてみたところアクが発生。

火をとめたらアクが消えたのでアクではなかったのか?だしをいれてみたところ、お汁は濁っていました。
味噌汁はいいのですが、お吸い物などでにごるのはイヤっていう人はダメかも。

味噌を入れたら気になりません。顆粒ですが、下に粉がたまっているということもなく、きれいに溶けました。
かつおの風味がする旅行先の朝ごはんででるようなお味噌汁。やさしい味がしておいしかったです。茅乃舎だしを味噌汁に使うと塩分が多い気がしますが、こちらは塩分は入っているはずだけど、そんなに感じません。

こういう料理を作るのには非常に便利でした。だしパックだとわざわざだしをつくらないといけなかったり、おかずに使うぐらいじゃもったいないって量のときがありますが、小袋にはいっているうえ、余った分は冷蔵庫保管しておけばまた使えます。

パッケージに浅漬けの作り方が書いてあったのでつくってみました。コブ茶でよくやるけど、ねっとりせず、いいお味のきゅうりのおつけものができます。
作り方はふりかけて30分置くだけ。きゃべつや白菜でもできます。

出し巻たまごにも・・ちょっとだけ出しを入れるってことができるのが顆粒だしのよさだと思いました。
茅乃舎だしより安い 使い分けがおすすめ
和風だしは1箱に32袋入り1袋で味噌汁4~5杯分つくれて1,350円
茅乃舎だしは1箱に30袋入り。1袋で味噌汁2~3杯分つくれて 1,944円 であることを考えたら、和風だしのほうがリーズナブルだということがわかります。
味が違うので、どちらがいいとはいえませんが、ふだん使いや煮物のときには和風だし。ここぞいうとき茅乃舎だしなど使いわけるとよさそうだなと思いました。
市販の顆粒だしからの乗り換えなら和風だしが使いやすいかと思います。