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京都 大原野にある向井農園さんの原木露地栽培のしいたけを見に行ってきました

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京都でめずらしい、原木の露地栽培をしているという向井農園さんに、しいたけを作っているところをみせてもらいました。

原木のしいたけってこんな風に作られているんだ~とはじめてみる風景に感激。原木しいたけがこんなに手をかけられて作られている・・というところを見てください。

 

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向井農園さんは、京都の大原野にあります。JR向日市駅から車で15分ほど。竹林のかなりせまい道をすすむとそこにありました。

 

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竹林の中にある原木露地のしいたけ栽培ってめずらしいみたいですよ。でも、竹は竹皮の弁当包みなどにも使われるとおり殺菌効果がある植物。竹からでる酸は木が腐らないように、菌が繁殖しないようにという効果があります。

しかも、竹やぶの中は強い日があたらず、真夏でもそんなに熱くならず、気温差が小さいそうです。この日もとっても寒かった~。

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しいたけの原木栽培は大変

市販されているしいたけのほとんどが、菌床栽培のしいたけです。

菌床栽培は、菌床室のおがくずの中で栽培されます。環境に左右されない上、虫もつかないので、安定した栽培ができるのですが、やっぱり風味や香り、歯ごたえは原木栽培の方が上です。

原木と菌床のちがいはいわば、天然と養殖の違いですね。

 

原木栽培をするには、まずしいたけ菌を植え付ける木が必要です。向井農園さんでは、裏の山で木を切り倒すところからの作業から始まったそうです。

裏山がこちら。

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農業用水がたまった後ろにある木をきりたおし、運んだそうです。

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木を切り倒し、250本ほど運んだそうです。裏山まではトラックですが、山から車までは手で運んだんだって。この量、すごいですよね。

 

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1本の木の直径は15~20㎝ぐらい。これ以上太いと運べないとのこと。これだけでも大変ですね。

 

しいたけの原木栽培の育て方

原木栽培では、木に菌を打ち込みます。

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木にはこんな風に専用のドリルで指の大きさぐらいの穴をあけます。使う木はくぬぎやならが使われています。一般にくぬぎでつくる原木栽培のしいたけはおいしいといわれています。

 

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菌は発泡スチロールについていて指で入れます。木に穴をあけると雑菌が入り、発砲スチロールがフタになります。

大きいのは手で入れ、小さいものはかなづちで打ち込みます。

種類によって違うのですが、小さいものは、駒菌といい、春にうつと翌年の秋にでます。一方、大きいものは、形成菌といい、春にうつと秋に出ます。

自宅でもできるしいたけ栽培キットなどがうっていますが、家庭用はたいがい駒菌なんだそうですよ。

 

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しいたけが育つ環境は、湿気が多いところ。木にはたっぷり雨がかかるようにしないといけないのですが、しいたけができてからは、腐りやすくなるので、ビニールをかけます。

 

 

しいたけ1個、一個にかぶせるのですが、雨が多いと全体にかけるときもあるらしく、こんなにたくさん原木が並ぶので作業は大変です。

お手間入りですね。

これを向井農園さんでは、向井さん一人でやっています。こんなにたくさんを一人でやってるのって本当にめずらしいみたいです。

 

しいたけの収穫

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今、ちょうどしいたけの収穫期であちこちにこんなにしいたけができていました。まだ、寒いので、一日の間でぐんと大きくなることはないそうですが、季節によっては、朝みて夕方みたら大きさがかわっていることもあるそうです。

なのでしいたけの収穫はこまめにチェックする必要があります。

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向井農園でとれるしいたけはとっても大きいです。こんなにおおきいしいたけみたことないわ~。

しいたけは大きい方が肉厚で、歯ごたえがありおいしいそうですが、だんだん傘が開いてくるそうです。くるんと傘がまるまったどんことよばれるシイタケが料亭などでよく使われます。

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しいたけの裏をみるとよくわかります。くるんとまるまってるのと右にいくほど開いているのと・・・ありますね。

いいタイミングで収穫するために朝、昼、晩と1日3度も見回って収穫しているようなしいたけ農家もあるそうですよ。

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しいたけって本当に大変ですね。

 

原木露地栽培だけど直販だから安い

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おみやげにしいたけいっぱいもらっちゃった~。肉厚でしっかり歯ごたえのあるしいたけ。

原木の露地栽培のしいたけなんて、市販ではなかなか売っていません。

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木を切り倒し、菌をうち、収穫し、一人でがんばっている向井さん。

市場にもっていくと、生ものなので、傷むことを前提の値段でしかひきとってくれないため、こんなに苦労してつくったおいしいしいたけなのに農家がもうからないしくみになっているそうです。

料亭や小売店では、ものすごく高い値段でだされるのにね。。

 

それならば、注文がきてから、収穫、出荷ができるネット直販の方がいいということで、ネット直販をはじめられました。

向井農園さんがこんなに手をかけた原木栽培のしいたけ、ネット直販でお安く購入することができます。

いっぺんに食べれない場合は冷凍しておくと、うまみも閉じ込められてまたおいしくなりますよ。

 

 

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