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遺伝子組み換えって何が怖いの?

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いったい、遺伝子組み換えって何?現状はどうなってるの?ということを理解するために遺伝子組み換え(GM)作物について、何が問題なのか、を紹介します。

 

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遺伝子組み換え(GM)作物とは?

遺伝子組み換え作物(genetically modified organismからGMOともいう)の何が問題なのでしょうか。遺伝子組み換え技術はクローン技術などとともにバイオテクノロジーとよばれており、生命を意図的に操作する技術のことです。

これまでもバイオテクノロジーを使って同種における品種改良はありました。しかし、DNAを操作して違う種属にまたがって細胞を複合させた作物はこれまでの歴史でヒトが食べてきたことがありません。欧米では、フランケンシュタイン食品と呼ぶほど、自然界になかったモンスターのような食品として考えられています。

遺伝子組み換えというのは、現状では、

とうもろこし、大豆、菜種、綿の4品で作られています。

作られているのは、主にアメリカ、その次に増えているのはブラジル、アルゼンチン、インド、中国、フィリピン、パキスタンなどにも増えていきます。

ただし、インドや中国などのアジアでは、食べ物ではなく主に綿がつくられています。

 

遺伝し組み換えをすると、

①特定の除草剤では枯れなくなる

②食べた害虫が死ぬ

 

といった、特定の遺伝子を人間の手で組み込んだ作物が遺伝子組み換え作物です。目的としては、農家の手間暇をかからなくさせるためのもの。

世界のうち12~13%まで広がっています。

 

遺伝子組み換えされているとうもろこし、大豆、菜種、綿といった作物は自給率が低い食物のため、また消費者が反対しているため、日本では、栽培されていませんが、日本で遺伝子組み換え作物を育てること自体は禁止されていません。

輸入大豆の88%が遺伝子組み換えという現実

遺伝子組み換えの商業栽培は1996年からアメリカで始まっています。

今や、その作付面積は、96年の100倍にものぼり、アメリカでは、栽培されるトウモロコシや大豆の約9割が遺伝子組み換えです。

独立行政法人 農業生物資源研究所の推計では、2012年に日本が輸入した大豆の88%が遺伝子組み換えの作物だとみられるそうで、かなりの量が輸入されています。

遺伝子組み換えの作物を実際に育てているのは、アメリカなのに、それを一番食べているのは、日本であるという事実もあります。

遺伝子組み換えの植物は、油や油製品であるマヨネーズやマーガリンなど之他、食品添加物に入っています。

食品ラベルをみると、加工でんぷん、たん白加水分解物という名でかかれているものは遺伝子組み換えのものである可能性があり、加工品の半分はGM(遺伝子組み換え作物)の原料だともいわれています。

日本では、大豆やとうもろこし製品には、“遺伝子組み換えではありません”とラベルに書いてありますが、実際には、お菓子の中の製造過程でつかわれる油などでつかわれていても、ラベル表示には書かれていません。

私たちも、知らないうちに食べています。

 

遺伝子組み換えの何がこわいのか?

遺伝子組み換えは、長期的に摂取して、人体に影響がないかなど解明ができていないことが問題です。

現在は、日本では、遺伝子組み換えの作物は育てられていませんが、油をつくるときに、種のかたちで輸入され、それを日本で抽出し、油にします。

種がどこでこぼれおちて、自生し、広がるかもわかりません。普通の植物は花粉をとばすことで、子孫を増やします。

食材や花粉や種子は国境を越えて移動しているので知らない間に入ってきて知らない間に育っているという可能性があります。

 

実際、沖縄では、国内で安全性が認められていないGMのパパイアが見つかったそうです。台湾の大学で研究されたGMパパイアが何らかのかたちで入り込んだようです。

その後、沖縄では伐採されましたが、他にはえていないという保証がないとのこと。

 

また、アメリカでは大豆やとうもろこしやなたねの遺伝子組み替え栽培がなされていますが、主食である小麦は商業栽培されてないことになっています。

でも実際、除草剤をまいても枯れなかった小麦が見つかったそうです。

アメリカのモンサント社が試験栽培したGM小麦だそうで、現在は栽培してないにも関わらず、その栽培したところから数十キロ離れているところでみつかりその原因がわからないままになっています。

よくわからないままに、今現在、遺伝子組み換えでない普通の植物と遺伝子組み換えの作物がしらないうちに交雑してしまうこともありえます。

一度交雑してしまうと とめようもなく、後戻りすることもできません。

“わからない”“とめられない”ということが恐ろしい。原発と同じで人間の手に負えないのでは・・そう感じました。

 

実際、動物に遺伝子組換え作物をたべさせてみたところ

  • 免疫システムが低下し、病気やアレルギーになりやすい
  • 生殖機能に影響し、子孫が減少したり、体が弱くなりやすい
  • 解毒臓器の障害で肝臓や腎臓の機能の衰え

など、被害が解明されつつあります。

アメリカの環境医学界では、ストップすべきものだといっています。

 

 

なぜ遺伝子組み換え作物をつくるのか?

なぜそんな恐ろしい作物を作るのか?実際育てているアメリカの農家の声は“生産性があがる”でした。

世界の人口は増え続けているので、食糧を増産する必要があります。実際飢餓に苦しんでいる国も多く、農家はむしろ安定して、食糧がつくれることに満足感があると日米でも温度差があることが新聞で紹介されていました。

 

市販品の豆腐のラベルをみると、ほとんどが国産大豆を使用しています。と書いています。

しかし、国産大豆のシェアはとっても少なくて、日本ではほとんど輸入大豆にたよっています。日本に市販でならんでいる国産大豆でできた豆腐の量と実際作られている量では量が合わないそうです。

輸入の大豆の約9割が遺伝子組み換えだというのであれば、本当に大丈夫なの?という疑問がわきます。

 

私たちにできることは、遺伝子組み換えのものが入っているものは買わないこと、食べないこと。

食品表示をみて、どれがGMなのかを知ることが大事です。

トレーサビリティ(生産過程)が明確なお店で買うことぐらいしかできませんが、これ以上広げないようにしたいものです。

 

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